公務員の資産運用は20代からがおすすめ!少額からでも構いません
公務員の資産運用は若い時期にはじめたほうが有利です。
20代ではじめればそれだけ効果的な資産運用が可能になります。
公務員が資産運用を20代ではじめる意味
20代公務員の可処分所得は、はっきり言って多くはありません。
特に都市部では、同窓生と比べて大分見劣りする手取り額で、生活もそれほど楽なわけでもありません。
それでも、少額で構わないので、20代から資産運用をはじめておくべきです。
公務員は安定しているといわれるが…
公務員は生活が安定しているといわれます。
確かに、給料は給料表等に従って計算され、定期の現金払いですから、将来の収入もある程度計算できます。
また、身分保障がありますから、懲戒処分や自己都合退職等の特別な事情がなければ職を失うこともありません。
しかし、安定こそしていますが十分な収入が得られている人は多くはないでしょう。
いわゆる二馬力、親と同居できればそれなりの生活はできるかもしれませんが、一人の稼ぎで暮らそうと思うとそれほど豊かな生活にはなりません。
超勤代で稼ごうとしても近頃は超勤を漬けられなくなっています。
出世を目指しても上がつかえていますから、ポストの争奪が激しく、容易なことではありません。
公務員の副業は厳しく制限されていますから自由にするわけにもいきません。
よくいえば低位安定、悪くいえば幸福な奴隷の状態です。
ではどうすればこの状態を脱することができるでしょうか。
公務員には資産運用が必要
その一つの方法が資産運用です。
収入の一部を運用し、お金にお金を稼いでもらうことが必要なのです。
ただ、公務員は資産運用を専門にしているわけではありません。
為替や仮想通貨(暗号資産)のような高リスクの投資は向いている人は多くはないでしょう。
公務員が資産運用をはじめるのであれば低リスクの投資が現実的な選択肢になります。
資産運用では時間を味方にする
低リスクの投資では資産が増えないように思えるかもしれません。
しかし、それをカバーする方法があります。
それは資産運用で最も重要な複利です。
複利とは
複利とは元本だけでなく利子にも利子が付くことで、利子が利子を生む状態です。
元本にしか利子が付かない単利の場合よりも、運用後の金額が増えていくことになります。
利子を元本に組み入れて運用すれば、この複利の効果を得ることができます。
この複利の効果は、時間が経つにつれて大きくなっていきます。
例えば、100万円を年5%の複利で運用すれば、10年後には約163万円、20年後には約265万円、30年後には432万円になっています。
注目してほしいのは、時間が経つにつれて金額の増え方も増えていることです。
最初の10年では約63万円増えますが、次の10年では約102万円、さらに次の10年では約167万円増えています。
単利で運用した場合には10年ごとに50万円ずつ増えるだけ、30年後でも250万円にしかなりません。
たとえ低リスクの投資であっても、複利と時間を味方にすることで資産を効果的に増やしていけるのです。
時間を味方にするには投資を早くはじめる
時間を味方につけるためには、できるだけ早くはじめることです。
投資をはじめるのが10年違えば、複利で得られる効果がそれだけ違ってきます。
資産運用は早く、できれば20代のうちにはじめたほうがいいのです。
これは高リスクの投資をやりにくい公務員に特に当てはまります。
その他資産運用を20代にはじめる理由
柔軟に対応できる
投資をするためには知識を身に付ける必要があります。
もちろん、年を重ねたから勉強ができなくなるということはありません。
ただ、ある程度の年齢になると勉強するだけの体力が残っていないことがあります。
また、他人に教えてもらうこと、特に年下に教えてもらうのに抵抗が出てくることもあります。
さらに、積み重ねた経験が邪魔をして新しい知識が入ってきにくくことがあるかもしれません。
いずれも知識を身に付けにくくさせるものです。
しかし、若いければ体力がありますから、残業後でも飲み会の後でも勉強できるでしょう。
また、若いうちは知らなくて当然、人に教えてもらうことに抵抗も少ないでしょう。
さらに、新しい知識にも柔軟です。
資産運用をするのであれば、柔軟に対応しやすい若い時期にはじめたほうがいいことが多いのです。
失敗しても致命傷になりにくい
若い人は手元の資金が多くないことが普通です。
実績もないので借金もそれほどすることができません。
そのため、結果として損失が出てもあまり大きな金額にはなりにくいのです。
ほとんどの場合その後の収入で埋め合わせることができます。
一方、中高年世代になるとある程度の資金があります。
勤務実績もあり、与信も高いので借金もできます。
そのため、投資に失敗した場合に多額の損失を出してしまうことがあります。
また、就業期間の残りが長くはないので、その後の収入で埋め合わせることが難しく、最悪の場合老後資金がなくなってしまうことすらあります。
若いうちであれば失敗も授業料と考えることができますが、中高年世代ではそうもいきません。
場合によっては致命傷になってしまうことすらあります。
資産運用は失敗しても致命傷になりにくい若い時期にはじめたほうがいいのです。
公務員の資産運用先としての不動産投資
失敗が少ないという情報が広まり、投資を始めたばかりでも不動産投資に取り組む人がかなりいらっしゃいます。
資金の運用先として不動産投資が評価される理由は、為替や株のように朝から晩まで相場に気を取られるということがなくて、気が楽ということもあるのでしょう。
不動産投資においては、物件に価値があるかどうかを確かめる際に利回りがどうなるかを確かめます。
不動産投資で使う利回りではありますが、部屋に空きがない状態の年間賃貸料総額を基に計算したグロス利回りというものと、ランニングコストなどを考慮して計算する実質利回りというものに分けることができるでしょう。
よい物件の少なさは、利回りを見るだけでも明白でしょう。
ただし魅力的に見えた不動産でも、投資がうまくいかないことがあります。
その理由の一つは、いろいろと物件をチェックすることなしに、慌てて選択して入手してしまうからです。
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副業を探している人に人気の不動産投資は、いくつもある投資方法と比べ合わせてみても、とりわけやりがいがあることがわかるでしょう。
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